LET'S 富士山登頂



富士山測候所(日本で一番高い気象観測所)
ナニ!?富士山?・・・

 平成22年7月22・・・我々は(ほぼ)なりゆきのような状況で富士山へ登頂することになった。

 登頂することが決定したのは6月はじめ・・・っと言うより、当方、富士山どころか、山という山に登ったことがない・・・・・

「高山病って・・・ナニ?」「登山靴って買わんなんが?」「え!山頂って7月でも5度しかないの!?」・・・

・・・なんとなく登ってみようかって感じだったんだが、「ふじさん」を調べれば調べるほど、「富士山登頂」というものが、どんだけ厳しいものなのかが分かり始めてきた・・・・・
※ 富士登山にあたり大変お世話になった「元祖室」さんのサイトはコチラ

なんて言っても、登頂からは逃げられない(訳有り!)状況! 


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いざ!富士山へ

7月21日@12:11  富士五合目駐車場周辺のお土産屋さん。


 平成22年7月21日。我々は6人パーティーで、「灰エース@レンタカー」に乗り合わせて富士5合目に到着。

 夏休み初日ということで、「それほど混んでもいないだろう」と思っていたが、12時の到着で、駐車場はほぼ満車状態。

※次の日の同時刻には、中国人観光客でごった返していた。





7月21日@12:44  近くの食堂で昼食。


 1階がお土産屋さんで2階が食堂ってとこがほとんどで、かなりの席数がありました。

 メニューには「富士山」をモチーフにした名前が多かった印象がある。しかも割高・・・・・

 当初、これらの建物は「登山客」を対象にした施設群かと思ってましたが、この「富士5合目」自体が「観光施設」として成り立っているようです。





7月21日@13:05  おおっ!! 姿を現したな!!

 我々が5合目に到着した時には、「Mt.Fuji」は、雲に覆われていたのですが、しばらくすると雲が晴れていき、我々が目指す頂が姿を現した!!

 皆さんおっしゃいますが、ココから見ると結構「頂上が近くに見えます」。





7月21日@13:31  食事を終え、登山の準備にかかった。

 7月21日14:00、各々が個人装備を整え、登頂に備える。

 富士コンプリートされた方が2名いるのだが、この時点で、富士登山の「いい思い出」はよく教えてもらっていましたが、「つらかったコト」は、ほとんど聞かされていない・・・





7月21日@13:45  5合目にある、撮影スポット。

 よく分からないまま、登山スタート地点(富士五合目)で記念撮影。

 明日、「富士登頂」を果たし、帰還した記念にもう一度ここで撮影できることを祈る。
 




パーティーの中で一番重装備の人。
登山計画】 
ここで
我々の登山計画を紹介しておく。
7月21日@13:30 富士5合目出発 
      @17:30頃、富士山8合目「元祖室@山小屋」到着!
      @21:00消灯(元祖室のルール)

7月22日@1:00起床 準備出来次第8合目出発
      @4:00頃、富士山頂上に到達
      @4:40頃、御来光に手を合わせる
      @5:00〜 お鉢めぐり開始
      @8:00〜 なんとなく下山
      @12:00頃、5合目に到着、着替えて帰る・・・・




5合目を出発してからは、しばらく緩い勾配の道がつづく・・・・




体力の続く限り写真は撮りつづけるつもりだが・・・・(;-_-) =3 フゥ




私の撮る気が失せるのが先か、彼らの顔から笑顔が消えるのが先か・・・・




1時間近く歩いただろうか?標高があがるにつれ、気温が下がっていくのがわかる


 たしか、この日、地元富山は相変わらずの真夏日で、予報では「最高気温が36度」とか。

 しかし、ここ「富士6合目(多分)」の気温は、少し肌寒いくらい。歩いて丁度ってとこだ!下界では「暑い暑い・・・」って言っていると思うと少々不思議な気分だ。
 




ここまで来ると、立ち木らしい木も生えておらず、雑草みたいな背の低い草ばかりが目立った。



 6合目くらいを歩いていると、どっかの高校(?)の団体と遭遇。学校の行事だとは思うが、学校の行事で「日本最高峰」に挑戦させてもらえるのは、非常に羨ましい。
 中には、登山とかには全く興味がない輩もいるとは思うが・・・・

 我々富山県民で言う、小中学校の行事でいやいや歩いた「立山登山」なんかも、好きな人には「羨ましい」行事なんであろう・・・・・





富士7合目の「山小屋群」 ここまでこれて、少しホッとする

 富士7合目〜8合目にかけて「山小屋」がたくさん建てられていることは、事前の調査で把握してたんだが、山の中腹にこのような間隔で「密集」しているとは思ってもいなかった・・・・(山の景観を損ねないように、もっとひっそり、点々と建っているイメージが・・)

 気が付くと、さっきまでの「玉砂利」状の床肌ではなく、ほとんどが「岩面」となっていた。 次に足を置く場所を考えて一歩一歩上っていく。

 さきほどまでは「少々上りの勾配を歩く!」という感じだったが、ここでは「岩肌を登る」という表現が正しい。




7月21日15:18 7合目まで来て、みんなに疲れが見え始めた・・・・  



ん? 何でみんな「雨具」を着だしたかって?



実は、7合目のあたりで、「雨」の洗礼を受けました  (´Д`ι)アセアセ




7月21日15:57  雨が止み、山小屋の表で休憩。(*´-ω-`)・・・フゥ

 我々に恵みの雨を降らせた雲かは分からないが、我等の目線の高さに見える「入道雲」に少々感動!! ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪ 
 

 しかし、ココまで来ると、半袖では心細い・・・かと言って、雨具はちと暑い。荷物(重量)を抑えるために、ロンT系は持ってこなかったのがよかったのか悪かったのか・・・・

 装備(服装)のチョイスが少々めんどくさくなってきたのがこの頃だ。





7月21日16:13  7合目の山小屋を上から望む

 写真を見れば分かるように、上を見ても下をみても人・・・。この人々の列が5合目から頂上まで、延々と続いているのだ!!

 このような状態が、7月中旬から9月の末まで途絶えることなく続くというのだから、驚かされる。
(夜は登らないものだと思っていたが、これを目掛けて登る人も結構いるというから驚きである。)

 この山の何が人々を引き付けるのか?まだ私には分からない・・・・ 明日、富士の頂から下界を望んだときに、その答えがわかるのだろうか?






7月21日16:15 この辺になると、鳥居みたいのがちょこちょこ現れる。




7月21日16:15  もうすぐ8合目。脱落者は今のところナシ!!




数日前には、谷亮子(柔道家)が日帰り登山したのをニュースで見て・・・・




「やっぱ、金メダリストはスゲー」なんて思ったけど、・・・・



「案外、俺でも行けるんじゃね?」って、密かに思いました。




7月21日16:59  もう8合目の山小屋は目の前。

 時刻は17時になる。5合目をスタートしてから3時間が経過した。

 日頃鍛え抜いているこのボディだが、やはり速いペースで登って待って登って待ってを繰り返す登山法を採っただけに、足の乳酸蓄積は否定できない。

 メンバーの疲労も目に見えて酷くなってきている・・・・
 また、もうすぐ「高山病」の症状が現れ始める標高である。俺の体は標高3200mオーバーに対応してくれるのだろうか?真価が問われる標高でもある。




7月21日17:11  標高は約3200m。周囲には、ほとんど草木が育っていない・・・・・




7月21日17:21  8合目の山小屋に到着。




 17時20分、一足お先に8合目の山小屋に到着した。
 「高山病にかかる人は、ココまで来る間に頭痛とか、なんらかの体の異変があるはずだ」・・・と、この山小屋の方が教えてくれた。

 乳酸の蓄積以外に異変がなかったので、皆に先駆けて「焼酎ロックalc.25%」をちびちびやりながら、皆を待つことに・・・・・





我々が宿泊(仮眠)する山小屋はもうひとつ上にある山小屋なんだが・・・




メンバーの開きがあまりにも大きかったので・・・・




一度皆を待って、揃って「山小屋入場」を果たすことにしました。




7月21日18:06  乳酸は溜まってますが、まだまだ元気だ。

 待つこと30分。相当開きがあったメンバーだが、最後の「竹」の到着で回収完了!!

 この場所から、我々の拠点「元祖室」はすぐ近くに見えるのだが、何故かしばらく休憩することになってしまった・・・・

 そういえば、ここで「砺波で購入したポテトチップス」の容器が気圧の変化で「爆発」したって、騒いでた人が一名いました。





7月21日18:14  やっとの思いで、我々が宿泊する「元祖室」に到着!! 


 富士の5合目をスタートしてから4時間余り。
 無事、8合目の拠点(宿泊所)となる山小屋に到着した。ってか、出来た。

 山小屋で受付して、19時に夕食。カレーライスだった。缶ビールもあったんだが、皆、疲労のためか、明日を考えてか、あまりアルコールは摂取していなかった。

 20時ごろには、皆自然に就寝していった・・・・・
 私は一人で持込の焼酎を飲みながら、ストレッチ。山梨県側の夜景なんかも眺めながら、一人の時間を過ごした。

 「あ、そういやぁ、昨晩は火○のおかげで、3時間程度しか寝れてなかったっけ・・・・」ってことで、21時には布団に入った・・・・明日は1時起床だ!!








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