ホームページ タイトル 本文へジャンプ
床板が貼れない・・・・


 床板を貼りはじめて何日経ったでしょうか?ここで私の使用資機材について紹介しておきます。
リョービ:電動ドリルドライバー
リョービ:充電式インパクトドライバー
ステンレスコーススレッドねじ65mm多数
木工ランド:皿取り錐1個と下穴用錐3本
材木のひより矯正のためクランプ使用
マキタ:まるノコ
 以上、これまでWRCやSPFなどの加工が容易な材木しか使用していなかった私が、ここでハードウッドの難しさを思い知ることとなりました。
 写真のは、結構後半の写真ですが、何度見てもいい色ですね。・・って、やっぱ自己まんぞくってやつですかねぇ〜えへへ
イメージ



 SPFやWRCなどのソフトウッド(比較的やわこい木材)では必要としない下穴をあけるという作業についてですが、アイアンウッドの場合は、釘を打つ場所全てに下穴をあけなければなりません。この下穴を空けないとコーススレッドねじが、かなりの確率で折れます。ていうか、空けないと、すごい確率で材木が割れると思います。
 私はこのデッキを計画する際に、下穴用の錐はスペアを含めて3本もあれば十分だと考えていたんですが、使い始めてみて、穴をあけるときに摩擦熱で煙が噴出すのには驚きました。穴あけ直後の錐も相当な熱を持っているのでかなり危険でした。しかも、使い方に慣れてないので最初の1本を相当な短時間で折ってしまいました。で結局、根太を組み終えてあとは床貼りのみってところに行き着いた時点で2本の錐を折ってしまってました。
イメージ



 しかも、錐のスペアは2本しかなかったので、最後の1本のみで床板打ちつけに望みました。床板に使用したのはアイアンウッド材105mm×20mm×4mです。床材1本に対して使用するコーススレッドは約10本。下穴も10箇所にあけなければならないのです。過去に施工してきたWRCやSPFの床材を貼るのは、作業も簡易的でそこそこ楽しかったですが、このハードウッド材に関しては、決して楽しい作業ではありません。季節は7月、下穴をあける際や、ねじを打ち込む際には結構力も要しますので、汗が流れ落ちて床板の上に落ちまくってました。ちょっと汚いような気もしました。結局、床板10枚貼ることも出来ずに最後の錐は折れてしまいました。
錐一本1000円もするんだぞ!!
イメージ


 ん!!この写真のおっさんわ!!?  なんてね。すんません、みぐるしくて・・わたくし当HPの管理者です
 さ、作業も行き詰まったところでどうしましょうか〜



 残念ながら、床板の残り20%程度を残して、最後の錐も折れてしまい、しばらく時間があるので私の愛用する武器(道具)を紹介します。(更に詳細はこちら!)まず、写真の右!これはリョービの充電式インパクトドライバー!しかし充電式電池(ニカド)の関係で長時間の連打には耐え切れませんでした。で、雑誌とかでもよく「冷蔵庫がかかせませんでした」って書いてあった意味がよくわかりました。この武器(充電式のバッテリー)は熱を持つと馬力が著しく弱まるため今年のような灼熱の中では中々威力が発揮されませんでした。
 威力が半減した状態では、とてもとても「世界最強」のアイアンウッドにネジを打ち込めるものではありません。・・・そんな私は、いつも冷凍庫の中に入れたのを忘れて酒を飲み始めいつのまにか朝に・・・・何度ともなく愛用する武器(電動工具)達を凍りつかせてました。

    

 上の右側のはリョービの電動ドリルです。電動ドリルといっても低速型です。高速のものは錐で材木にした穴を空けることに関して適さないということなので新たに購入しました。近くのホームセンターで6980円なり!!
ちなみに高速のドリルだと、すぐに錐が折れてしまうらしい。インパクトドライバーでも振動にやられて折れてしまうということであった。てな訳で、このドライバーに関しては申し分なく活用させていただいた訳です。
いやぁ、当初は機械メーカーを揃えようとも思ったんですが全然揃ってなくて、今思えばドリル関係だけがお揃いの赤色です。ちょっとじこまん!



 ここで、床板貼り時の説明をします。
 まず、今回使用したアイアンウッドって材木は非常に密度が高い材木であるため、一般的な材木と違い乾燥させて販売するってことが非常に困難らしいです。乾燥してくれないらしいんです。・・とういうことは、どういうことになるかというと、まず、経年とともに材木の反りが出てくるということです。それどころか、ネットで注文し、家に届いた頃には既に大分反っていることも多くあります。(これは、注文サイトで注意書きがあり、○%の反りは許容願う・・ってような内容)
 多少の反りなら大丈夫であろうと思ってましたが、はっきり言って人力で反りを矯正してビスを打つのは、かなりきつい作業です。そこで使用したのが右のやつ!!
 クランプと手製の「隙間空け木」です。(隙間空け木は、床板材間を9mmにできるよう設定してあります)












イメージ



以上、ちょっと電動機械の紹介に手間取りましたが、錐のスペアも購入し、作業再開!!っていうことでひたすら下穴→ネジ打ちの繰り返し!
で、当初の目標から2ヶ月余り過ぎたところでやっとこさウッドデッキが完成しました。この間に、相棒(長男)のブランコや、妻の物干し場などに使われることも多々ありましたが、どうですこの出来栄えは?!!写真は雨が降った直後に撮ったものなので分かりにくいですが、床板によって大分色の落ち具合が違います。若干白銀いろになってきているものもあります。これから冬を迎えるにあたって、これではいけないとの思いが私の物欲精神に火を付けました!!!!!!!!!!
イメージ

う〜ん。これじゃ本当にただのウッドデッキですもんね〜。こんなん誰でもできるって〜!んじゃできんことしちゃる!!!