オプション(上屋)製作!! しかも勢いで・・ もうとまりません |
ちょっと残念なお話です・・、前頁ではインウッドの塗料についてベタ褒めしてましたが、あのあと数日経過して木材の状況に変化が現れました。直接日光や雨水にあたる部分に黒い変色が出現しました。木材の灰汁(あく)なのかなんなのか分かりませんが、黒い染みのようなものが多く見られ、黄金を保つために上塗りしても効果は見られなかったので改善策を考えました。考えました・・・・結果、黄金を保つために(金もないのに)緊急で上屋を作ることにしちゃいました。急な考えで、我ながらすごい物欲だと思っちゃいました。えへ |
 |
思い立ったら止まりません!更に大量のSPF材(2×4)を購入し、防腐剤を塗付!もちろんインウッド:ナチュラル!上の写真が、基礎石から支柱を立ち上げて桁を取り付けているところです。なお、桁及び支柱については2×4材3本を重ね合わせたものです。
右は、桁と棟木を組み終わり垂木(これもSPF)を組み立てたところです。ここで、シンプソン金具ってやつに初挑戦。ドゥーパとか、あといろいろなサイトで紹介されており、近くのホームセンター(カーマ)に売っていたので使用してみたんですが、これが本とに役に立ちました。コーススレッドで無理やり接合するよりも強度が増しているのがよく分かります。今回使用したものは3種類ですが、今後更に使用していくことが予想されます。 |
 |
はい!、垂木も組み終わり、野地板をはります。杉板を張ろうかと思いましたが、コストのみを考慮し、OSB合板182×91の9mmを使用しました。
当初の計画では屋根の傾斜が緩いかなと思ったんですが、実際に上がってみると結構きつい。右の写真で見ても大した傾斜じゃないんですが、実際上ってみると怖い怖い!!私の顔は笑顔ですが、足は震えてます。酒でも飲まんとやっとれん!!って感じでした。ちょっとでも早く、この恐怖から逃れたくて、自分でも考えられないくらいのスピードで作業は進みました・・・
OSB合板を張る前に支柱を押してみるとぐらついていたんですが、野地板を張り終わって支柱を押してみるとほとんどぐらつかないことに気がつきました。野地板も強度面で活躍していることに気づきました。でも、まだまだ補強が足りません。大体、基礎石がまだずれたままなんですよ!!今思えばこの時点でよく崩れなかったなって思ったりして。 |
 |
野地板も張り終わり、軒下から見てみました。重厚感にかけています。強度面でもかなり心配です。もうすぐ梅雨なので、駆け足で作業を進めて行きたい所ですが・・・・お金が尽きました。
さ、めでたく給料日になりました。写真では、桁が2×4材本でもっています。繰り返しますが本とに折れなくて良かったです。直ちに給料で補強工事を行いました。主に桁と支柱の補強です。ここで思ったのが、床板だけのウッドデッキであれば損壊しても人的被害はさほどではないので若干の手抜きもありですが、上屋となればそうでもありません。作業中に屋根が落ちてきたらたまったものじゃありません!屋根の補修を行うにしても、屋根上に乗らなければなりませんので、十分な強度が必要となります。なんでいままで気づかなかったんだろう・・・・・・・・・・・ |
 |
さぁ、補強工事もそこそこにして、もうすぐ梅雨に入ります。いくらOSB合板ったって、1週間も雨に打たれれば変色、変形もします。そこで、梅雨までに屋根を貼ろうと思ったんですが、これが大変!トタン、ポリカーボネート、アスファルトシングルと考えましたが、ネットサーフィン中に見つけたオンデュリン製のメタリンプラスタイルってのに惹かれまして即決しました。で、即購入!で、そのサイトで当該商品の設置説明書を見たところ、野地板に横桟が必要ってことだったので、急きょ野地板の上にアスファルトルーフィングを敷き横桟(っていうのか?)を30cmスパンで打ち付けて商品の到着をまちました。 |
 |
2日後、メタリンプラスタイル到着!!色は見てのとおり赤!梅雨到来1週間前でした。この商品もアスファルトルーフィング同様、石油商品であり可燃性の性状を有するため、仕事柄ちょっと躊躇いもありましたが、梅雨もせまっているということで即、取り付け!サイト上からDLした説明書を見ながら商品を並べて、ひたすら打ちつけました。ちなみに打ちつけは、専用釘で等間隔で打ち付けていくだけです。・・・・がしかし、梅雨を目前にして雨が降り出しました。時間を見つけては作業していたのですが、不運なことに、ちょっとやっては雨、ちょっとやっては雨の繰り返しでぜんぜんはかどりません。・・てか、雨の中でやったらやったなんですけど、本職じゃないんで、雨の日は基本的に休みです。
|
 |
結局、梅雨に入る前ぎりぎりで、全てのパネルを張ることは不可能と判断し(雨の中でやったら間に合ってました)、のこりの3分の1は据え置きで梅雨を迎えました。
たいした風が吹くこともなく、パネルが吹き飛んでいくこともなかったので、梅雨が終わっても写真のような状態を維持していてくれました。完成はしていませんが、ほぼ完成形の写真です。どうです?結構いいでしょ?・・でも、半年経った今でも、「あの赤い屋根のは、何?」とかって近所の人とかからよく聞かれます。屋根を赤色にしたのはちょっと失敗かな?って思ったりもしましたが、せっかく作ったんだから目立ったほうがいいとおもいこんでいる今日このごろ・・・・ |
 |
上の写真がたしか6月の末だったと思います。・・でこの写真、10月です。どうですか、床の色の変色具合は!?両サイドが黒っぽくなってきているのが良く分かると思います。で、そんなことは覚悟の上だったんでいいんですが、上の写真との主な違いは、一度ルーバー型のフェンスを作って取り付けたんですが、フェンスの変色は床板の変色と違いすごく目立ったので、「どうせなら、納屋の色に合わせて黒にしちまえ!」ってんでアサヒペンさんの「ウッドガード」ってやつを塗付しました。重厚間が増したような感じですが、実は、納屋の下見板の黒色とは若干違っているために、余計色合いというかバランスが悪くなったような気がしてます。
この写真、ぱっと見、上の写真と同一の作品とは思えないようなワイルドな色合いに写ってます。あと、上写真との4ヶ月間の使用感(作業場としてバンバン使った)も結構あります。このくらいの色合いを保ってくれるといいんですがねぇ〜 |
 |
後日、脚立を立てて、作品の斜め上方から撮影したものですが、この写真だと、フェンスの黒色に若干の違和感を感じる方がいらっしゃると思います。一応この作品については平成18年中のノルマは達成したわけです。ま、来年の春になってどうなっているか心配ですが、そんときはそんときでなんか考えます! |
 |
平成18年の代表的な作品です。あと20年くらいは持たせたいなどという甘い考えも持っています。
実はこの作品と平行して製作したウッドデッキがあります。使用した材木はあの、アイアンウッドです。

トップページへ戻ります! 次の作品へジャンプします!!
|
|
|